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Author:ミーキュ
ミステリ小説に詳しいわけでもなく、ただただ好きなだけで、簡単な感想を書いています。
なかなか更新できないのですが、お気軽にコメントもらえれば嬉しいです。

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《医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。東城大学の劣等医学生・天馬大吉はある日、幼なじみの記者・別宮葉子から奇妙な依頼を受けた。 「碧翠院桜宮病院に潜入してほしい」。この病院は、終末医療の先端施設として注目を集めていた。 だが、経営者一族には黒い噂が絶えなかったのだ。 やがて、看護ボランティアとして潜入した天馬の前で、患者が次々と不自然な死を遂げた! 彼らは本当に病死か、それとも・・・・・・。》

 海堂尊さんと言えば、医療作品です。
 『チーム・バチスタの栄光』からの3作品目ですが、やはり順番に読み進める方が楽しめる作品であるかと思いました。
 私がずっ〜と気になっていた”氷姫”の登場です^^ 名前からだけの私のイメージとしては、知的で何でもテキパキとこなし、受け答えが冷めた感じの人なのかと思っていたのですが・・・。キャラが浮き出ていましたね〜^^。
 ストーリーとしては、終末期医療と言う題材だけあって、難しい部分もあったし、色々と考えさせられる作品でもありました。ミステリ作品としては物足りない感じもありましたが・・・。
 どうしても『チーム・バチスタの栄光』と比較してしまう部分もあるのですが、私的評価としては6点です。
 今後の作品も読んでみたいと思っています。
《夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。 きぃ、きぃ。 妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。 だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。 一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。 「僕は殺されたんだ」 と訴えながら。 僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。》

 解説にも書かれていたのですが、この作品は好き嫌いが分かれる小説ではあるだろう・・・と。
残念ながら、私にはこの作品は後者でした。
 この作品を読んでいる間、ずっと何か気持ちがスッキリとしないモヤモヤとした気分が抜けませんでした。(私がただ虫嫌いというだけではないと思うのですが・・・) 爽快感は全く無い作品でした。
 『このミス第1位』の本の帯に期待を膨らませて読み始め、ラストはどうなるのかと期待する内容ではあったのですが、読み終えた後、後味が悪い気分で・・・。
 異色作品(?)ということで、私には理解が出来ない部分が多かったのかも・・・私的評価は2点です。
《「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして・・・。》

 色々なストーリーが入り組んでいるような感じの書き方で、この話はどのように関係していくのかな?と考えながら読み進めるような場面も。
 ストーリーとしては、ハードボイルドタッチで、本当に読み進めるのが楽しみで、めちゃくちゃ面白いと思いながら、ラストはどんな展開になるのかとすごくすごくワクワクしながら読みました。
 ・・・・・そして・・・・・衝撃のトリック・・・・・ガッツーン!!!色々な意味で衝撃を受けました。一言感想としては、「それはありえないよね」期待していただけに、ショックががっくり 私としては無理があると思いました。
 ストーリーとしては、全ての話が上手く書けていて、ラストで全て意味を持ってくるものだったので、納得して読むことができ、本当に面白かったと思います。しかしトリックが私は納得がいかないので、私的評価は4点です。ただし、ストーリーだけなら9点です。
《英都大学推理小説研究会に新風を吹き込んだマリアが「伯父の別荘へ行かない?」と誘った孤島の夏。メインテーマは宝捜し。みごと解ければ推理研の面目躍如、波濤を越えて時価数億円のダイヤが眠る嘉敷島へやってきた江上二郎とアリスは、楽しむ間もなく起こった事件に巻き込まれてしまう。毎年同じころ島に会する人々に密やかな翳りが根ざしているのか、南国の陽光と青い海、降るような星空を背景に幕間のない悲劇が進行していく。》

 半月ほど前に読了していたのですが、遅くなってしまいました^^; 面白くなかったわけではなく、この作品もとっても面白かったです。ただ私の時間が無かっただけで・・・。
 特にモアイパズルは、ちょっとした単純な推理小説であれば、1段階目のところで答えがわかってしまうようなトリックなのでしょうが、すごくひねってあって面白いトリックでした。なるほど・・・進化するパズルです・・・。
 作品としても前作の「月光ゲーム」と比べて、本当に描写が上手く出来ていて、とても読みやすくなっていて、精度が増していると感じました。
 ただ、私としては望月、織田コンビも島に連れて行ってもらいたかったなぁ〜^^
 少し悲しいところもありましたが、とても好きな作品の一つとなり、ますます有栖川有栖作品が好きになりました^^
 ワクワクして読み進めることが出来ました^^。私的評価は9点です。
 次作「双頭の悪魔」も本当にとっても楽しみです。・・・が本が分厚い^^;
 頭を休めるためにも、今は、ちょっと寄り道をして違う作家さんの作品を読んでいます^^
《夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた英都大学推理小説研究会の面々を、予想だにしない事態が待ち構えていた。 矢吹山が噴火し、偶然一緒になった3グループの学生たちは、一瞬にして陸の孤島と化したキャンプ場に閉じ込められてしまった。 その極限状況の中、まるで月の魔力に誘われでもしたように出没する殺人鬼。その魔の手にかかり、ひとり、またひとりとキャンプ仲間が殺されていく・・・・・。》

この作品は有栖川有栖さんの記念すべきデビュー長編。私にとっても、初の有栖川有栖作品です。
久しぶりの大好きな本格推理小説と言うこともあり、本当に楽しく読むことが出来ました^^。
殺人の動機はいまひとつ・・・と思うところもありましたが、極限状況の中でのこと、普通の感覚ではなかったのでは?と考えると理解できる気がしました。
デビュー長編と言うこともあり、???と言う点もありましたが、とっても読みやすく、本当に面白かった☆ 次の「孤島パズル」も楽しみです♪
推理小説研究会の江上部長、素晴らしいキャラクターです^^
私的評価は8点です。

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